スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

朗読劇を観てきた

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朗読劇を観て(聞いて?)きました。初めての経験です。

全体的な感想

  • 思いの外聞き入ってしまったし、世界観に没入できた。
  • 演者もその世界観に入っており結構アクションもする。それがまた世界観へと引きずり込む感じ。不思議。
  • 音響バランスがややアンバランス(声より大きくなってしまってたり)が気になった。ハウリングはなかったっと思うので聞く場所によるのかも。
  • 掲示物とか剥がれかけてて金取って人に見せてるんだぜ? と思った。
  • ちと寒かったかな?
  • 遅れてくるやつ仕方ないけど、うぜぇなぁ。
  • 人の見た目には左右されちゃう。ので、演者は見えないが状況はわかりやすくするような演出があるといいと思った。影絵とか、紙芝居とか? それも工数かかるか・・・。
  • 悪役ってのがテーマ難しいなぁ、と。悪だけじゃなくて「役」がつくのがまた厄介な、と。自分だったらどういう話を書くだろうか・・・。
  • 音量の大小じゃない部分も聞きたいから全員マイク使って音量調節してくれると聞きやすいかなぁ、とか。

1.「えーんえーん」
幼稚園を舞台に巻き起こるちょっと怖い話。いい先生であろうとする先生、泣くだけの子供、子供をコントロールしたがる保護者、ことを荒立てたくない園長。
大人たちの思惑が交差する中、最後に笑ってるのは・・・。
ストーリー的にうまいとは思うのだけど初っ端からテーマが重かった。子供の泣き声ってのも真似でもきつい。音響のアンバランスが気になる。「怒り」を表現する大声以外の方法がほしいかなぁ~と思った。逆に迫真の演技すぎて怖かったのかもしれない。虐待ダメ絶対・・・後味悪い感じ。

2.「演場ワゴン」
最近雑誌を賑わす女優とそのマネージャー(元女優)、そしてその彼氏(現役アイドル)がそれぞれの思惑で嘘をつき、暴かれていく・・・みたいな・・・
最後にもう一捻り欲しかった。
最初のFANの役と事故現場に居合わせた人は別の人役を同じ人が演じてたと思うのだけど残念ながら違いは分からなかった。・・・若干FAN役のときのほうがハイテンションだったかな。演出上難しいかもだけど、別人とわかりやすく上着を羽織るなどしても良かったかもしれんなぁ、とか。あ、でもしてても気づかないかも・・・してたかも?(;´Д`)
マネージャー役の人が感情乗せ過ぎちゃうタイプの人なのかな? と思った。

3.「立ち退き戦争」
道路拡張のための立ち退きを鹿毛さんという人が拒否してるので説得する役人二人はそこで・・・みたいな。
鹿毛さん役の人が明らかに作り声でん? っと思ったが芝居がうまかった。ちょっと泣いた。
悪役というテーマはちょっと弱い感じがしたがいい脚本でした。
役人組も頑張ってましたが鹿毛さんの印象のほうが強いなぁ。声の大きさの影響もあるかも。


ここで10分休み

4.「嫌われ者の履歴書」
会社であれこれ首突っ込んでてなんなら社長の愛人じゃね? って感じのおばさんが、締め日に会社に現れない。よく似た特徴の人がひき逃げにあってニュースになっている中、警察官がおばさんのことを聞きに来る。口々に悪口を言い出す面々だが実は・・・。
良い脚本でした。あとみんな演技がうまかった。後半戦観客も疲れてくるところに実力派が登場って感じなのかな? 悪「役」って感じのテーマでも有った。
若干自己投影もしたりしてシンミリしました。
仕事以外何もない人に職場はいちばん大事な場所なんですよ・・・。

5.「マザーズデイ誘拐」
大きなスーパーの母の日イベント。雇われピエロは社長の息子を誘拐したが実は彼は・・・。
泣かせ系のシナリオで大変泣かせていただきました。でもまぁよくある系って気もしたw
主役の演技が段違いでうまかった。じ、実力~wwwww 参ったーって感じ。トリの主役の貫禄~。
声の質が特別少年向きって感じでもないと思うし、見た目も女性なのに、話してるのは確実に男の子だったなぁ・・・。若干強引な設定もはねのける演技力でした。
合わせてたピエロ達もうまかったんだろうけど、わかんなくなるくらい主役がうまかった。

以上、感想でございます