スナックelve 本店

バツイチ40代女の日記です

感謝したことがなかったことに衝撃を受けた

また朝ドラから入ってすみませんけどもね、今日朝ドラで主人公の息子が
「大学行かせてくれてありがとう」
って主人公に言ってて、あれ、自分、高専行かせてもらったのに感謝したことなかったな、と。

私の進路の話になったとき・・・中2とか中3だから兄貴は、まだ高校生か。
親父がね・・・アル中だった親父がね、酔って泣きながら言うんすよ。
「お前を大学にやる金はない」
って。

兄は2歳上です。
兄は私立の大学に行きました。田舎ですので、国公立行く力がない奴が行く場所ですわ。(という謎マウント)
そんで、一人暮らしも始めて、親も少しは仕送りしてたんだと思います。よく知らんけど。

だから私・・・自分は高専に行ってやってるって思ってたんだと思います。
国立高専→私立高校→公立高校の順に受験しました。高専には補欠の追加合格で、知らせが遅くなったから全部受験したんです。
私立の特待生枠には入れず、公立はなんか遠方なので5%枠があって結果がわからない状態で高専の合格を知らされました。中学校の卒業式の次の日でした。先生に報告に行くのが気恥ずかしかった覚えがあります。うちの中学からは初めて高専に行く、とちょっと騒がれました。

そんなこんなで、そこまで自覚してなかったけど、親父がかつて受けて落ちた高専に「お金がなくて大学には行けないから」行ってやってるんだ、と。
そんなふうに勘違いしていたんだと思うんです。いまのいままで。
だから、学校に行くのによく寝坊して母に送ってもらっていた時も、車貸してもらってた時も感謝なんかしなかった。

こんなに手間暇金をかけられても、感謝ひとつもせずに過ごしてしまうものなのだなと衝撃があります。
たくさん感謝して、今度あったら礼を言おうと思いました。

愛って伝わるまでに時間がかかったりしますよね。(よそごとw)