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ざっくり
いがみ合う国同士の男女があるきっかけで出会い、そして国を変えてゆく、みたいな感じの王道。テイストがおとぎ話なので安心してみてられる。
後半がちょっと駆け足な感じで、打ち切りだったのかなぁ!? と思ったら
『このマンガがすごい!2017』オンナ編第1位
http://konomanga.jp/interview/iwamotonao2017
だったらしい。じゃー打ち切りはないか。インタビューで読み切り予定だったというからそっちの関係かな?
読んでるときは、もし、打ち切りが決まって、ここまで簡潔にまとめたなら、すごいなぁ。こういうところでも漫画家さんの力量って出るよなぁとか思っていたのだったwww
renta.papy.co.jp
で読んだ。後で審査通ったらアフィリエイト貼る
ネタバレ
いきなり出てきてそのあと一切出てこない神様
話の始まり
なのに、この後神様一切出てこないですwwww 文化圏みたいのはしっかり書き込まれていた感じなのに、宗教とか言葉とかの問題は出てこなかったなぁ。まぁ宗教とか地雷だよね。そっちがメインテーマになっちゃうかwww 言葉の問題というか単語に込められた意味の話は出てきた。どういう設定なんだろう。
名前に込められた意味に対してはこだわりがあるように感じた
さすがにそこは確認するだろwww
その神様が
「A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやり
B国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい」
っていうところから話が始まって、A国は仔猫をB国は仔犬を送り付けるw 神様威厳ないなwww
で、A国の国王もB国の族長も確認しないでそれを辺境の末娘や町の学者にくれてやるっていうわけですよ。
これがないと話が始まらないんだけど、どうにも納得いかない。
私の脳内では、賢いものにはそんなに興味はないかもしれないが、美しいものには興味があるはずだ。自分で確認もしないで大して興味もない街の学者の倅にくれてやるとか無いだろうなぁ~っと思うわけで、導入でちょっと私は躓いた。
そのためか分らないが族長はちょっとゲイチックに描かれている(美少年好き)。それでもたぶん、隣国一の美女が来たと言われたら見ずにはいられないと思うんだよなぁ。
まぁ、あとで、どんなのか見に来るんだけど、それってかえって不自然じゃねーとかいうのがちょっと引っかかった。
ぽっちゃり系ヒロイン
んで、その犬を送りつけられた辺境の末娘ってのが主人公なのかな? ヒロインなのかな? 少女漫画だから両方でいいのか。この子がなかなかのぽっちゃりさんでいい。
この子が猫を送られた学者の倅と出会うことで物語が動く。
幼いころの姉との確執みたいのもサラッとしか触れられていなくて、「暇な専業主婦」と言われていた「意地悪な姉たち」が実は「世界情勢に詳しく現実的」な一派でもある。流れもスムーズだ。ちょい走りすぎな感じもあるけど。
思いを自分から伝える感じが今どき感もあった。
後半もっと詳しく!!
国王との対立が解消されてからの描き方が犬が年を取って子供が出てきて年月の流れを感じさせるって手法だったのだけど、国王派だった人たちを納得させるのも大変だろうし、怪しげな祈祷師とかもっと掘り下げてエピソード書くこともできただろうになぁ~ってのと、この端折り加減が絶妙で良い加減になってるんだろうなぁってのと両方感じた。ライララさんとか無事だったんだろうか。
もうちょい! って思わせるのが良い加減ですよねw